
豆猫は、興味のそそられる方を見た!?
はい。豆猫です。
ここの所ブログUP出来てなくてすみません。
ちょっと思ったよりも高熱でバテてまして…
頭が上手く働かないので1つの記事を書くのにすごーく時間がかかっちゃってます(汗)
さて、本日はタイトルにある様になんで発熱するのか?簡単にわかるアニメについてご紹介したいと思います。
目次
こんな時ありますよね
例えば、風邪をひいた人はくしゃみ・咳・発熱をしたりしますよね。
もし、その様子を子どもが見てたとして「あの人なんでくしゃみしてるの?」って聞いてきたら
大抵の人は「風邪をひいてるからだよ」って答えると思います。
では、「なぜ?風邪をひくと、くしゃみや咳、発熱するの?」って聞かれたらなんて答えます?
“悪い菌を外に出すためだよ”
“身体が戦ってるからだよ”
詳しくは分からないけど、わかる範囲でオブラートに包んで伝えちゃったりしますよね。

だけど、時たま更に悩ましい事を言ってくる子もいます。
子ども「じゃあ、パパはいっつも悪い菌と戦ってるんだね!」
豆猫「???」
これは、豆猫が友人の子供に説明した時に言われた一言。
どうゆう事なのか友人に確認してみると、どうやら友人の旦那さんは“花粉症”らしい。
確かに、花粉症は人によって咳もくしゃみも発熱さえもしますから、風邪と症状がよく似てます。
しかし、花粉は菌ではない。
かといって、上手く説明できる自信もない。

正直、このまま間違ったまま覚えさせてていいのか?
それとも違うとだけ説明して後はあやふやにするか?
本気で悩んだものです。
豆猫のような経験をした方も中にはいるのではないでしょうか?
また、こんな事もありました。
子ども「熱出ると汗かくじゃん。でもそのせいで寒くなるじゃん(たぶん悪寒のこと)なら汗かかない方が良くない?」
豆猫「・・・(いや、全体的になんか違うんだけど、どう説明したものか…)」
最近の子は着目する所が凄いな〜とちょっと関心しつつも持てる限りの知識で一生懸命、
●悪寒は、悪い菌が入ってきた事のお知らせみたいなものだから汗をかくからなるものじゃないこと。
●汗をかくのは悪い菌をやっつけるために上がった体温が元に戻るためだということ。
などなど、頭をフル回転させながら説明してみるもいまいちピンときてない様子。
説明するって難しい…って少し凹んだものです。
ですが、今ならきっとその子達に”これ観てみなさい!”って言ってると思うんですよね。
そのアニメがこちら。
勉強嫌いな子供も楽しく学べる『はたらく細胞』

この作品は、2018年にアニメ化された漫画家 清水 茜 先生の漫画をアニメにしたもの。
体内で繰り広げられる数十兆個もの細胞の動きや仕組みをわかりやすく、簡潔に伝えており
“体内・細胞・働き”と聞くと医学的なすごーく難しそうなイメージをもちますが、
この作品では細胞を“擬人化”することにより見ている人のイメージがつきやすく楽しんで観れる作品。
メインとなるのは
●ちょっとドジで方向音痴、だけど何事にも一生懸命な女の子「赤血球AE3803」
●外敵の侵入は許しません!面倒見のいいお父さん気質な男の子「白血球U-1146」
そしてこの2人を取り巻く個性豊かな細胞達が私達の身体の中で日々どのように頑張ってくれてるかを
痛快に、コミカルに、そして、大人から子どもまでタメになる知識がたくさん詰め込まれた
家族で一緒に楽しく学びながら見れるアニメ作品になっています。
おすすめ①『子どもにもわかりやすい絵』
どういう事かというと、例えば「赤血球(セッケッキュウ)」
実際はこんな形してますよね。

これを擬人化してるわけですから、見た目は“人”なんです。
でも、アニメの赤血球ちゃんの帽子。
こちらをよく見るとてっぺんが少し窪んでいるんですね。
これ、赤血球本来の形を残してるからなんです。
作中に心臓などを循環するくだりがあるのですが、複数集まった赤血球達を上からみたの絵は、
今まで私達が難しい知識の中で学んで見てきた赤血球の姿そのもの。

また、
「キラーT細胞(キラーティーサイボウ)」
こちらはウイルスなどに感染した細胞を細胞ごと殺してしまうくらい強力な免疫細胞。

この細胞、
「ヘルパーT細胞(ヘルパーティーサイボウ)」
という細胞からの信号を受けて動き出すことから、
見た目が「キラーT細胞」は警察官、「ヘルパーT細胞」は司令官のような格好をしています。
強力さと統率のとれた感じが一目でわかる様に工夫されているんです。
この他にも例を挙げるとキリがないくらい見た人がイメージがつきやすい様に工夫された絵柄が
難しい題材にもかかわらず、すんなりと頭に入ってくる内容になる秘訣になっているんですね。
おすすめ②『市政も認める内容の良さ』

こちらの作品、そのあまりの分かりやすさと共感のしやすさ、勉強になる内容に、
最近では横浜市や厚生労働省が新型コロナ対策や感染予防の広告にコラボしたりしています。
また、各教育機関などでも学習に取り入れている所もあるようです。
その理由が、
- 難しい内容をわかりやすく要点を掴んだストーリー性
- イメージがつきやすく共感がしやすい
- 飽きさせない適度なコミカルさ
にあるのだと思います。
先程の”おすすめのポイント1”と被る点でもありますが、
内容やキャラクターの性格にもわかりやすく伝わる工夫が施されています。
それというのもこの作品を描いてる作者さん。
別に元々医療を学んでいたとかではないんですよ。
何を伝えたいか?どの細胞について話すか?を先に決めてその細胞のはたらきについて勉強をし、
1つのお話を考えるのに毎話1〜3枚くらい
細胞の効能や働きなどキャラクターを作る上での情報をぎっしり書き込んで
それを元に編集さんとわかりやすく伝わる様に練りにねってくれた内容を私達読者に届けてくれています。

具体的にどういう事かというと、
例えば作中に
寄生虫は倒せるのに細菌は倒せない
見た目は強気なのに中身はちょっと内向きな
ピンク色の服とツインテールの髪が特徴的な
「好酸球(コウサンキュウ)」の女の子が出てきます。
このキャラクターを作る過程で作者さんはこの様にインタビューで答えています。
好酸球は白血球の一種なんですが、画像を検索するとだいたいピンク色なんです。これは細胞自体がピンク色ということじゃなくて、細胞を使った実験の際の染色でピンクになるんですけど。それと核が分葉しているので、ツインテール。そして好酸球の性質として「寄生虫には強いがほかの白血球と異なり細菌に対する貪食作用が弱い」というのがあって。なので擬人化した好酸球は優秀なハンターですが、貪食作用(食細胞が細菌や異物などを細胞内へと取り込み、分解すること)が弱いことへのコンプレックスがあり普段はおどおどしている、という性格にしたんです。
コミックナタリーインタビューより

この様にキャラクター1つとってみても、特徴をよく捉え見た目、性格、話の内容を
その細胞がどんなモノかをイメージしやすい様に作り込まれています。
実際に興味が湧いて調べてみた時に、アニメと同じ色や形をしていたら
ただ文字や言葉で説明されるより覚えやすいですよね♪
関連づけさせる・イメージが湧きやすいっていうのは結構重要で
活字で勉強するよりも絵や音などを交えて勉強した方が効率よく学習できるって研究結果もでているそうです。
なので、その点からみてもこの作品は作者さんの工夫が盛り込まれていて、
アニメーションで絵も音も同時に情報として入ってくる。
苦なく細胞の事を知れるとてもいい教材的な側面ももっているように思います。
《世界無料配信情報》

さて、冒頭に出てきた厚生労働省とのコラボ。
こちら、厚生労働省と講談社が共同で企画してくれたもので
”新型コロナウイルス”についてと”感染予防”についてを「はたらく細胞」でわかりやすく漫画にしたものが
2022年3月31日までYouTubeにて無料で閲覧可能になっています。
”日本語版”はもちろんの事、海外の方でも見れるように”英語版”の公開もされています。
お子さんなどに説明する際にもわかりやすいと思うので興味がある方は下記の特設サイトから見てみるといいですよ♪
●『はたらく細胞』ムービングコミック特設サイト


●おすすめ③『身体を大切にしたくなる物語』

この作品、一度見たことある人なら分かるかもしれませんが、
段々見ていくうちに、自然と自分の身体の事かもしれないと思うようになっていくんです。
この物語のなかでは、細胞達が活動している”身体の主”というのは一切出てきません。
これ何故か?というと作者さんが「自分の事かもしれない」と感じてほしくて、
あえて身体の主に関する事を一切作中にだしていないからなんです。
この想いが作品から伝わるからなのかはわかりませんが、この作品を見ていると例えば、
●くしゃみをしたとき、”いま白血球が菌を外に追い出してくれたんだな”
●かさぶたが出来たとき、”血小板ちゃんと白血球や赤血球がすし詰め状態で塞いでくれてるんだ”
などなど、物語がふっと頭をよぎり
「身体も頑張ってくれてるから私も頑張らないと!」や「身体をもっと労らなくちゃ!」
って気持ちが湧いてくるんです。
これ、豆猫だけかと思っていたら意外にこの作品を見た人たちは
自分の身体を大切にしようと思ったって感想を言ってる人を多くみかけます。
普段何気なく酷使してしまっている身体の事を省みるいいキッカケにこの作品はなってくれているんですね。
そして、何より自分の身体を大切にしないといけない!という大事な事をこのアニメは見る人に伝えてくれています。
なかなか実感できない大切にしなきゃという想いをこのアニメーションをみていると自然と湧いてくる。
これが、この作品の一番の魅力かもしれません。
この様に、勉強嫌いな子でも楽しみながら学べて身体の事を大切にできるアニメ『はたらく細胞』
大人も子供も共に見れて楽しく学ぶ事ができるこの作品ですが、今回は大人向けにもう一つ紹介したいと思います。
こちらは、大人にこそ観てほしいアニメ
大人に観てほしい『はたらく細胞 BLACK』

この作品は、「はたらく細胞」が大人から子供まで楽しめるほんわかムードのアニメなのに対して
タイトルのBLACKって響きからも連想できるように完全な大人向けアニメになっています。
はっきり言ってこの作品は、不摂生をしている人ほど見ていて辛いし、心が痛くなると思います。
何がそんなに辛いのか?
それは、この物語が
完全なブラック企業で働いている前提のお話で
終わりの来ない地獄のような日々に嘆き、苦悩し、怒りながらも
身体の主を生かすために働き続けてくれている内容だからです。
この作品でもメインとなるのは「赤血球」と「白血球」
ただし、「はたらく細胞」と性別が異なり「はたらく細胞BLACK」では
●赤血球→男の子
●白血球→女の子
になっています。
また、労働環境も細菌の侵入はありながらも平和な日常も多い「はたらく細胞」と大きく異なり、
ノルマも過酷・細胞同士の関係もギスギス・平和な日常などこれっぽちもなく、
出てくる細胞達は日々の過酷さに疲れ果てていて殆ど笑顔を見せません。
そして、こんな労働環境にしてしまっているのが私達=身体の宿主
よく、
- お酒の飲み過ぎは身体に毒です。
- タバコは百害あって一利なし。
- カフェインの取り過ぎはいけません。
などなど、知ってはいるし、頭ではわかってはいるけどやめられない。
そんな身体に毒だと知りつつも、ついついやってしまう習慣ってありますよね。
目に見える形で身体に不調などが現れ始めたらやめる人も出てきたりしますが、そんなのは一握り。
大抵の人は、なんとなく日々のストレス発散程度に飲んだり、吸ったりしちゃっているのではないでしょうか?
身体に悪いと知りつつやっちゃうのはなぜか?
それは、毒と言われても目には見えないし、実感がわかないからに他なりません。
ついつい次から気をつければいいや。など自分に甘くなってしまう。そして、日々続けてしまう。
ですが、このアニメはそんな甘さを許してはくれません。
アニメという仮面を被りながらガッツリ現実を突きつけてきます。
不摂生をした身体がどれほどまでに過酷なブラック企業と化しているかを
これでもかっ!ってくらい突きつけてきます。
そして、自分の甘えが身体の中の細胞に
どれほどの苦痛を味あわせているのかをアニメを通して知ることになります。

そんな辛い内容のもの見たくない!
って思う方もいると思います。
それでも、大人達に観てほしいとおすすめするのはこの作品は「はたらく細胞」同様、
身体を大切にるすことの重要性を教えてくれるからです。
ブラック企業に勤めてしまったら、私達人間であれば退職するなり、転職することもできます。
ですが、細胞は違います。どれだけ過酷な労働環境に身を置こうとも辞めることも転職することもできません。
唯一、変われるとすれば身体の主が生活を改めることだけ。
生活習慣を改めることは簡単な事ではありません。
変える・変えないも自由です。ですが、不摂生をしたツケはいずれ必ず自分に返ってくるのもまた事実。
なら、いきなり何かを変えるのは難しくてもアニメを見ることなら簡単にできると思いませんか?
そして、この「はたらく細胞BLACK」を観て少しでも自分の身体を労るキッカケになればいいなと感じます。
最後に…

今回ご紹介した「はたらく細胞」そして、「はたらく細胞BLACK」
どちらの作品も普段、私達が見落としがちな
身体を大切にする重要性を教えてくれる作品であることは伝わったのではないでしょうか?
近年では健康志向が浸透してきて、
健康に良いものを摂取したり運動を盛んに生活の中に取り入れる様になってきました。
同じように過すなら健康に楽しく日々を過ごした方が楽しいですもんね♪
ですが、中々自身の内側で起きていることまでに目を向けるのは難しいと思います。
なので、普段の健康思考にもう一歩踏み込んで、
このアニメで自身の内側に目をむけてみるのもいいと思います。
また、「はたらく細胞」は内容も見た目もとてもわかりやすく作られているので
勉強嫌いなお子さんも楽しんで観ることができます。
ご家族で共に楽しく学べるのでぜひご家族で一緒に見てみると貴重な体験ができると思いますよ!
【視聴方法】
●Hulu(フールー)

●U-NEXT(ユーネクスト)

●ABEMA

●TSUTAYA
●dアニメストア
●Amazonプライムビデオ
以上のDVDレンタル・動画配信サービスにて視聴することができます。
各サービスによって長さは違いますが、無料期間などもあるので気になった方は無料期間を利用して見てみるのもいいかもしれません!
その他、発熱時に最適な飲み物を知りたい方はこちらも見てみてください。
また、違う意味でひんやりしたい方や家族で楽しめる場所を探している方は別記事にて紹介していますので良かったらそちらも見てみてくださいね。
それでは、豆猫でした~