
豆猫は、気ままに遊び場求めてまた旅中~
はい。豆猫です。
高知県の代表的な観光スポットでもある「高知城」
本日は、高知城の見どころについて色々ご紹介したいと思います。
目次
【高知城】
高知城は日本100名城に選定されている城の一つで、
その歴史は古く創建されてから約400年余りの長い間、高知の人々と共にあったお城です。

高知城は、土佐藩 初代藩主 山内一豊(やまうち かつとよ)が慶応6年に建設を開始し、
2代目藩主 忠義(ただよし)の時代に完成。
完成して以降、自然災害や明治維新・太平洋戦争など度重なる危機を乗り越え、
今なお「南海道随一の名城」と呼ばれる優美な姿を残している数少ないお城です。
◯高知城の見どころ◯
●城内
場内にはいくつも見どころスポットがあります。

《山内一豊像》
土佐藩初代藩主の像です。
少し奥まった所にあるので、見逃さない様に注意してください。

《追手門》
追手門の前は「升形(ますがた)」と呼ばれる作りになっていて、
侵入者を防ぐ為の”罠”になっています。
この形のおかげで侵入者を三方向から攻撃でき、侵入を防いでいたそう。
また高知城は、天守閣と追手門が1枚の写真に無理なく収まる数少ないお城の一つでもあり、
追手門前は絶好の撮影スポットになっています。

《矢狭間塀》
丸・三角・長方形といろんな形の穴が壁に空いています。形によって用途が違い、
丸と三角は鉄砲を長方形は矢で攻撃する時に使っていたそうです。

《ケ・シ・エ・ウ》
矢狭間塀の石垣の中には文字(ケ・シ・エ・ウ)が刻まれた石があります。
これは、正確には理由が判明して無いらしいんですが、
石をどこに積むかなどの目印だったのでは?と言われているそう。
探しながら回るとおもしろいですよ。
※写真はイメージです。実物は探して見てね!

《鯱(しゃちほこ)》
珍しい青銅の鯱。
口を開けてる方が”雄(オス)”で
閉じてる方が”雌(メス)”なので、
見る際に口の部分をよく見てみるといいですよ。

《高知城天守・懐徳館・東多聞・廊下門》
天守・懐徳館(本丸御殿)・追手門以下15棟の建造物が
国の重要文化財に指定されている場所です。
天守をはじめ、懐徳館(本丸御殿)、廊下門、東西に設けられた多門など、
本丸の全ての建物が残っているのは現存する12天守の中でも高知城だけだそう。
天守の中の作りもさる事ながら、
天守閣からの眺めは絶景で城内・高知の街並みを一望出来ます。
一度は体験してみると忘れられない良い思い出が出来るのでオススメですよ。
・料金
高知城天守閣・懐徳館・東多門・廊下門は、
18歳以下の方は無料、18歳以上は(個人)420円・(団体)340円でご利用頂けます。

《納戸蔵(なんどぐら)》
山内家の家紋(土佐柏)があります。
三菱の家紋に似ていると思ったら、実際に関係があったらしいです。
三菱のロゴを作る時に参考にした2つの内の1つなんだとか。
もう一つが気になる方は、ガイドさんに聞くと教えてくれますよ。

《高知公園》
土佐藩 初代藩主 山内一豊(やまうちかつとよ)が築城した
高知城を中心に形成された歴史公園です。
公園内はさまざまな花木があり、行く時期によって違った景色のを見せてくれます。
花木を鑑賞して楽しむも良し、鳥がさえずる声を聞いて和むのも良しの街中のオアシスです。
[梅のシーズン] 2月中旬~3月初旬
[桜のシーズン] 3月下旬~4月上旬
[紅葉のシーズン] 11月下旬~12月中旬
その他にも城内にはまだまだ沢山鑑賞できる場所がありますので、
高知城に行った際にご自身で色々見てみてください。
●イベント
「花回廊」や「お祭り」「チームラボ」のコラボイベントなどを定期的に開催しているので
行く前に確認してみるのも良いと思います。
https://kochipark.jp/kochijyo/event-info
●日本100名城スタンプ
公益財団法人日本城郭協会により開催されてるスタンプラリーです。
「日本100名城」に選ばれたお城を登城して、“公式スタンプ帳”にスタンプを集め、
100個集めたものを公益財団法人日本城郭協会に送ると“100名城登城の認定”を受ける事が出来ます。
高知城も日本100名城の1つですので、スタンプが存在します。
お城を訪れる際は、スタンプを集めてみるのも記念になって良いと思いますよ。
《高知城スタンプ設置場所》
https://kochipark.jp/kochijyo/side-contents/castle-stamp100
《公式スタンプ帳の取得方法》
http://jokaku.jp/stamp-rally/attention/
《100名城登城の認定取得の為の送付先》
http://jokaku.jp/stamp-rally/send/
●アクセス
《JR高知駅から出発》
・徒歩 : 所要時間 約25分
・バス : 所要時間 約10分 とさでん交通バス「高知駅バスターミナル」→「高知城前」下車
・電車 : 所要時間 約15分 とさでん交通 桟橋線「高知駅前」→とさでん交通 伊野線「はりまや橋」→「高知城前」下車
《車をご利用の方》
・高知公園駐車場をご利用ください
(〒780-0850 高知市丸ノ内一丁目1番30号)
《高知城》 〒780-0805 高知県高知市丸ノ内1丁目2-1 (TEL:088-824-5701)
※高知城は現在、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、2021年9月26日(日)まで休館しております。
※駐車場は現在、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、2021年9月26日(日)まで休業しております。
高知城を満喫した後は、合わせて行くのにオススメの場所があります。
次はそちらをご紹介します。
【高知県立高知城歴史博物館】
高知城のふもとにある土佐藩や高知県にゆかりのある歴史資料などを見る事ができる博物館です。
展示スペースは1階〜3階まであり、見応え満点。
体験コーナーなどもあるので大人も子供も楽しめます。
◯高知城歴史博物館の見どころ◯
●1階
・ミュージアムショップ
ここでしか手に入らないオリジナルのグッズや図録、お土産などが買えます。
・北ステージ
土佐藩時代の大腰掛けをモチーフにした舞台で、休憩などにも利用可能。
●2階
・喫茶室(珈琲館イストワール)・テラス
一息つきたい時は、2階の喫茶スペースにあるテラスで土佐食材を活かした軽食や飲み物、デザートを満喫するのも良いです。
●3階
・高知城展望ロビー
展望ロビーでは美しい高知城+追手門+山内一豊の姿を大パノラマで一望できます。
手乗り高知城を撮ることもできますよ。
・体験コーナー
体験用の兜や陣羽織を着る事ができ、記念写真も撮れちゃいます。
・土佐史探索室
土佐の歴史や高知城魅力を大型スクリーンで見れちゃいます
・展示室2(大名道具と土佐の文化)
”変わり兜”(動植物や帽子などをかたどった奇抜なデザインの兜)などが見れちゃう。
変わり兜はうさぎの形などもあっておもしろいですよ!
※入館無料、3階(展示フロア)は観覧券が必要
展示物も見応えがあるものばかりなので高知城を見た後は、ぜひ立ち寄ってみるとより満喫できると思います。
そしてもう1つ!この博物館ならではの魅力ポイントがあります。
なんと、高知城を作った山内家の墓所
「国指定史跡 土佐藩主山内家墓所」を年に数回特別公開してくれてる場所でもあります。
山内家の墓所というと日本でも有数の大規模墓所。
第十五代藩主 山内 豊信(やまうち とよしげ)を除く、歴代藩主15名が埋葬されています。
こちらの場所は国史跡(古墳や遺跡などの中で歴史的・学術的に価値が高いと国が指定したもの)であり、
通常は一般公開されてません。
ですが、高知城歴史博物館では年に数回一般の人も見れるように特別公開を設けてくれています。
HPに公開日などの情報が載るので確認しながら合わせて行くとより隅から隅まで楽しむことができますよ♪
《ご利用時間・料金・アクセス詳細》
《高知県立高知城歴史博物館》〒780-0842 高知県高知市追手筋2-7-5 (TEL:088-871-1600)
最後に…
いかがでしたでしょうか?
高知城には、沢山の見どころがありますよね。
遠くからみても美しいシルエットの高知城ですが、近くから見てみるとまた違った感動があると思います。
人が多すぎて写真が思う様に撮れなかった方や一息つきたい方、もっと深く高知城を理解したい方は
高知城歴史博物館も合わせて行くとより楽しめる事、間違い無しなのでぜひ行ってみてくださいね。
そして、高知城とは切っても切り離せない川があります。
高知城から徒歩10分ちょっとで着く位置にあるので、
高知城に立ち寄った際には合わせて見み行くのも旅に彩りが増えて楽しいと思います。
高知県には、その他にも映画の舞台になった場所や美味しい鰹が食べれる場所、坂本竜馬に関連がある場所など沢山見れる場所があります。
合わせて観光してみると忘れられない思い出になると思いますので、ぜひ足を運んでみてくださいね!
その他の観光スポットを知りたい方や自然に触れ合いたい方は、別記事にて記載してるので興味があれば見てみてくださいね。
それでは、豆猫でした〜